モジ便り Vol.2 特集 モジと線/モジと伝統工芸/モジとカレンダー


文字は私達の生活に欠かせないアイテムです。

今回も様々な角度から文字に携わる人々の「文字との生き方」をまとめた小冊子『モジ便り』をご紹介します。

vol.2特集〜モジと線/モジと伝統工芸/モジとカレンダー〜 では

線が集まってモジになるをテーマに、美しい線を書く方々を紹介しています。


拾った金属片で独特の「線」を表現している画家の富田廣さんは「様々な色や細い線、小さな形に、発見やときめき、ざわめきが重なり、豊かなイマジネーションが大きく拡がります」と話しています。

拾う、利用する、作品が出来上がる。その一連の作業を心から楽しんでいる様子が伝わってきます。そこから生まれる一本の「線」は誰にも真似のできない、独特の存在感があります。

物体や風景のように、モチーフとして「モジ」をとらえ雰囲気ごと「線」にデザインする。私は改めてそのおもしろさに気がつきました。


この本にでてくる方々はみんなそれぞれの形で自分の「線」を表現し続けているのですが、「仕事を通して人に喜んでもらい」という意識を共通して感じました。


「モジ」の世界に興味のある方、ぜひ手にとってごらんになってください。(文:わらし)


book data:
title: モジ便り Vol.2 特集 モジと線/モジと伝統工芸/モジとカレンダー
publisher: 猿田彩
author: 猿田彩
price: 500(税込)