月刊「さかん−左官−」Vol.015 7月号

 月刊「さかん」は、その名の通り「左官」をメインにした全国の志高き左官
人の為の、現在日本で唯一の月刊誌です。

最新号2009年7月号では、長野の土蔵が沢山掲載されています。土蔵を味噌部屋に使用していたり、かいこを育てるまゆ蔵として用途していたり、大変興味深く、「私も土蔵で働きたい…」と淡い夢を抱いてしまいました。それと、なまこ壁。四半なまこ壁、亀甲なまこ壁など様々ななまこ壁をわかりやすい図解と写真で楽しませてくれます。見に行きたくなります。


そして私が密かに欠かさず読み続けている連載、鈴木啓太さんの「命あってのものだネ」。鈴木さんは1999年に膀胱ガンと診断され、余命1年と宣告されたそうです。星の数ほどの苦節を味わったんだろうなぁ、と思わせる文章です。でも…明るいです。というか大爆笑必須です。書籍化希望。 (文:喜)

book data:
title: 月刊「さかん−左官−」Vol.015 7月号 特集:長野の左官とその仕事
publisher: コーパス
author: 月刊さかん編集室
price: 735(税込)